「給食のない夏休み」物価高で追いつめられる困窮家庭の実態

その一方で、物価高は親や支援の現場に重くのしかかっています。

子どもたち「(ホタテ)初めて食べる うますぎる!」

中央区で月に1度開催される「むすび祭り・子ども遊食会」です。

弟と一緒にやってきた中学2年生の翔大さん。この夏の楽しみは、部活のバドミントンです。

子ども「焼き鳥ちょうだい」

翔大さん兄弟は、学校があるときも2つの子ども食堂を利用しています。

翔大さん「きょうは楽しかったです。毎日楽しみにしてる」

息子の誕生日祝うスマホの動画 「ハッピー バースデー ディア 翔大」

翔大さん兄弟の母親 「こういう風に必ず小さいときから撮り続けています」

画面を見つめる翔大さん兄弟の母親。2人の息子と暮らすシングルマザーです。夏休みを迎えて真っ先に考えることは―

翔大さん兄弟の母親
「(給食が無いから)昼食、どうしよう。ですね。食べ盛りなので4合炊いて1日で無くなる。白米に麦を入れて量を増やしている」

6年前にうつ病とパニック障害を患い、いまは仕事を離れています。限られた生活費の中で、食事はいつも子どもが優先です。

翔大さん兄弟の母親
「メインは子どもたちなので。『あなたたちが食べて、残ったらママが食べるからいいよ』っていう感じ。」

食費に加え、夏の電気代も重くのしかかります。

翔大さん兄弟の母親
「(1人の時は)私はエアコンを使わないで、扇風機だけで過ごす。子どもたちが帰ってきたら、除湿して涼しくなるように使っています」