堤さん「いま家族は将太も入れて15人」
堤さんは約1時間半にわたる講演を終えたあと、控室でメディアの取材に応じてくれました。
事件から16年、将太さんや家族への思いはー
(堤 敏さん)
「それは、自分の子どもに対する思いっていうのは変わらんよ。もう今、息子、将太がこの状態やからこうやっていう思いは一切ない」
「本当にほかの子どもたちと同じ。みんなそれぞれ大きくなって自分らの生活を今してるよ。子どもも生まれて私、6人孫がいるんですよ。けれども、やっぱりその子どもに対する気持ち、家族に対する気持ちはずっと一緒です」
「(家族)みんな集まって今何人なんのかな。14人ぐらいじゃない、うち元々6人やった家族が全員集まると。けれどもやっぱ、その中に翔太も入れて15人と数えるからね」
「みんなうちに来たら、みんな一番先に将太に線香あげて...今はそういう形になっています」
今後どのような活動をー
(堤 敏さん)
「なかなか、どこに俺、軸足を置いて被害者支援の活動したらええんやろって、それも決まってないし。自分はやっぱり一般の方が『犯罪被害』というものを知ってもらうために、草の根運動じゃないけどそ...その部分をしっかりとやる」
犯人が逮捕され、刑が確定すれば、世間は「事件は解決した」と捉えがちです。
しかし、事件から16年という長い歳月が流れてもなお「今でも事件の中にいる」という敏さんの言葉は、決して終わることのない犯罪被害者の過酷な現実を、私たちに強く突きつけています。














