会社でも続く奮闘の日々

この春、智洋さんは分校近くのそば製造・販売会社に就職した。

社員
「代読させていただきます。
『私の誓い』
私は、話せる話せないや障がいなどの特性をカバーし、表情を柔らかくし自分の気持ちを周囲にわかりやすく伝えます…」

職場ではまだ話すことはできない。

智洋さんの特性や人柄を理解した会社は、困ったときに鳴らすベルを準備するなど、サポートしている。

少しでも早く、会社に貢献したいと、奮闘の日々だ。

取材を続けるうちに、記者とも声を出して話せるようになった。

伊藤智洋さん
「これから自分でもどうなるかは分からないですし、もしかしたら自分が思っている以上にすんなりいくかもしれないし、苦労して時間がかかって、ようやく話せるようになったということもあるかもしれない」
「でも、やっぱり『どこまでいけるかやってみたい、挑戦したい』という気持ちはあるので、それは持ち続けていきたい」