便を出したくても出せない「便排出障害」の検査法
<「便排出障害」とは?>
先生によると、「干からび腸」は便排出障害にもつながるそうです。便排出障害とは、便を出そうとしているのに身体が逆の動きをしている状態。つまり、腹圧を上げて気張っているのに肛門が閉まって便が出ないのだとか。また、肛門は広がっているのに腹圧が足りず便を排出できないパターンもあるといいます。便排出障害は、女性や高齢者に多いそうです。
<便排出障害の検査法>
便排出障害の診断には、「直腸肛門内圧検査」「バルーン排出検査」「直腸感覚検査」「排便造影検査」の4つの検査法があるそうです。
<直腸感覚検査とは?>
直腸感覚検査は、便秘症の原因を調べるのにも重要だそうです。その方法は、チューブのついた風船をお尻から挿入します。風船を少しずつ膨らませながら、便意を感じるタイミングや便が出そうになる感覚を確認。そのときの風船の大きさから、感覚が正常かどうかを調べます。感覚が鈍いと、いくら風船が膨らんでも(便が下りてきても)感じ取れないそうです。
<「排便造影検査」とは?>
便排出障害の診断で、最も重要なのが排便造影検査。排便造影検査は、バリウムと小麦を混ぜて水で練り、ほどよい硬さの擬似便を作ります。それをお尻から直腸の中に注入。疑似便を入れた状態でトイレに座り、排出する様子を横からX線撮影します。腹圧がかかっても肛門が開かず便が出ない様子がわかるそうです。
<便排出障害の治療法>
先生によると便排出障害の場合、便秘治療薬では良くならないため「バイオフィードバック療法」という治療をすることが多いそうです。バイオフィードバック療法とは、自分の筋肉の動きを視覚化して、正しい力の入れ方を覚える治療法。直腸に圧センサーを挿入し、力を加えるとモニターに表示されるので「肛門を開く」「力を入れる」のタイミングを目で見ながら練習します。1回のトレーニングは約40分。これを月に1回、5か月程度行うそうです(※現在は保険適用外です)。
(2026年6月21日(日)放送 CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より)














