巻き返しの鍵を握る「純国産」 政府も支援

埼玉県の創業3年のスタートアップ企業。倉庫を改造した拠点で開発されているのは「純国産」のロボットです。

Highlanders 増岡宏哉社長
「ほぼ全て埼玉県のこの工場から車で30分ぐらいの距離のところで作っていただいている部品」

この若い力に大手が声を掛けました。三菱自動車は7月、開発で手を組み国内勢で先陣を切って量産に乗り出しました。

まずは工場での導入を目指し、エンジンの組み立てなど細かな作業で活用の可能性を探ります。

Highlanders 増岡宏哉社長
「日本のもの作りの技術が中国に対してまさっている部分は確実にあると思う。最初の一歩である。美しい一歩ではなくて泥臭い、それでも勇気が必要な一歩だと思う」

フィジカルAIの開発をめぐっては、ソフトバンクやソニーなど日本の大手44社が設立した新会社に今後、政府は約1兆円を支援する計画です。

エヌビディア ジェンスン・フアンCEO
「日本は長年、精密で大規模なものづくりを得意としてきた。AIとその技術を融合することで、知識を備えた製造や次世代ロボットが実現できます。日本は有利な立場にあります」

人手不足や熟練技術者の減少など日本が抱える課題は、フィジカルAIが最も必要とされる現場でもあります。

はたして日本は巻き返せるのでしょうか。