一年間に亡くなった被爆者の名前が記される「原爆死没者名簿」は、毎年広島の原爆の日・8月6日に平和公園の慰霊碑に納められています。これまで名簿の記帳は被爆者が担ってきましたが、ことしは被爆者の高齢化のため、初めて記帳者の公募が実施されました。公募に選ばれた記帳者の思いを取材しました。
公募に選ばれたのは、16歳から70歳までの14人。その一人、広島市に住む寺尾一弘さん(59)が応募したきっかけは、被爆者の父・興弘さんとの別れでした。

寺尾一弘さん
「父の活動を手伝おうと、昨年4月に引っ越して県外から戻ってきたんですけれども、父がその後10月に亡くなりまして」
一弘さんの父・興弘さんは、趣味のステンドグラスで作った原爆ドームと産業奨励館(被爆前)を並べて展示し、被爆前の姿を知ってもらう活動をしていました。














