鳥インフルエンザの拡大は“食卓”にも影響


また、鳥インフルエンザの拡大は、卵が高騰したり、鶏肉の不足が続いたりなど、私たちの食卓にも影響が出るといいます。

北海道大学大学院迫田義博教授「高病原性鳥インフルエンザが昨シーズン最後に見つかったのが5月中旬なのでまだあと4か月ある発生は続くと思う卵と鶏肉の品薄は続くと思う」

迫田教授は、この問題はウイルスのことを正しく理解して対処するしかないと話します。

北海道大学大学院迫田義博教授「ウイルスは非常に小さい。生きた動物に感染しないと数は増やせない。野鳥の間で鳥インフルがまん延して定着した状況を理解してできるだけ減災する養鶏場での発生も含めて死んだ鳥を1羽1羽ビニール袋に封じ込めすることの積み重ねをして減災していくしかない」