少子高齢化の波

先進医療を提供する一方で、取り巻く環境は今、厳しさを増しています。人口減少に伴う患者数の減少や、物価の高騰が経営を圧迫しているのです。

(事業管理者・佐野輝さん)「鹿児島県の少子高齢化は、全国平均よりも15年先を走っているような進み方とも言われている。患者の母体となる子どもの数が減っているので、受け入れの数も減っている」

少子高齢化の波は医療従事者にも・・・

(病院長・堀剛さん)「医師・看護師・技術職の数が減ってきている。われわれの病院に要求されているのは、医療人をどう育成していくか」

質の高い医療を届けるため、佐野さんはさっそく経営課題にも向き合っています。

(事業管理者・佐野輝さん)「人件費が病院の赤字の原因になっている」

人件費と材料費の上昇で2024年度は、およそ26億円の純損失を計上。2年連続の赤字決算となり、2025年度も赤字が見込まれています。

(事業管理者・佐野輝さん)「医療の中で『○○を使いすぎない』など、一人ひとりが意識を持てば大丈夫。そのあたりの浸透を図る」