事件から30年あまりの月日、兄を社会的に解放したい
「裁判の結末を見守りたい」...当初の思いから伊東さんの心境に変化が現れます。
(伊東秀彦さん)
「犯人からの質問はそれほど多くなかったんですが、私も本当に頭真っ白だったので、何を言ったのかはあまり覚えていません。4年前ぐらいに現地に確認したところ、『被告人の裁判はまだ完全には終わってません』という回答がありました」
「ただもう私自身もこれ確認するのが疲れてしまって、4年前以来現地へ確認した際に『(裁判が)終わったら報告します』という連絡は受けてますが、今のところ終わったという報告が受けられておりません」
「私自身法律家なので、アメリカやカリフォルニア州の法制度を調べればいろいろ分かるところもあるんでしょうけれども、いざ自分のこととなるとそういった制度を調べるとかなんとかっていうのがとにかく苦痛でしょうがなくて…」
「私たち家族としては、もう判決内容はともかくとして、早く完全に終わってほしいというのが率直なところで…」
「被告人に会ったり、あるいは裁判所で兄の名前が呼ばれるっていうのはもうそろそろ解放してもらいたいなとは思っています。社会的な存在から解放してあげたいというのが遺族の気持ちです」














