「撃たないで」理不尽なカージャックと兄の最期
希望に満ちていた拓磨さんの留学生活は、1994年3月、突如として終わりを迎えました。現地での裁判記録や目撃証言から明らかになった、事件の痛ましい全容について伊東さんはこう話します。
(伊東秀彦さん)
「事件の内容は、いわゆるカージャックです。『現場は安全』と言われている地域で、事件は起きたことはなかったとのことです。裁判記録によりますと、事件当日、兄は買い物のため、友人とスーパーマーケット【画像】を訪れていました」

「買い物を終えて、兄が駐車場に停めていた車に乗ろうとした際に、犯人がいきなり背後から襲いかかりました。二人組だったんですけれども、そのまま押し倒して財布を取り上げて、銃を後頭部に突きつけました」
「その際に兄は、裁判記録・目撃者の供述・証言によると、犯人に『撃たないで』と頼んだようなんですけれども、そういった頼みは受け入れられることなく、拳銃の発砲を受けました。その場にいた友人も同じく殺害されてしまいました」














