新型コロナの感染拡大とともに、インフルエンザが同時に流行する兆しがあることから山梨県は高齢者のインフルエンザのワクチン接種費用の自己負担分を全額助成すると発表しました。

県内のインフルエンザの患者の数は1月8日までの1週間が134人と前の週の1.4倍に増加し、新型コロナと同時に流行する兆しがあります。

これを受けて県は13日、重症化リスクの高い人などを対象にインフルエンザワクチンの接種費用の自己負担分を全額助成すると発表しました。

対象は65歳以上のすべての人と60歳から64歳で心臓や呼吸器などに機能障害がある人です。

期間は1月16日から2月28日までで、県は約7万人と推計しています。

県はインフルエンザで入院する人を減らすことや、新型コロナとの同時流行を防ぐことが医療の提供体制を守ることにつながるとして、高齢者以外にもインフルエンザワクチンの接種を呼びかけています。














