ピンチをチャンスに!おうち需要を取り込んだ「お取り寄せ鍋」が人気商品に
そんな中でも一番の試練となったのがこのコロナでした。無我夢中で取り組む中で会社が生き残るために考えたのが、おうち需要を取り込もうと始めた「お取り寄せの鍋セットの販売」でした。地元で愛される鶏肉に、京都御所にも献上された生麩など、名店の味はどれも古くからの取引先で、どうにか力を借りて完成させました。お取り寄せ商品「宝鍋」は2~3人前で税込み9500円です。
“ピンチをチャンスに”と生み出した鍋、そのシメはもちろん「そば」です。冬場の期間限定ですがリピーター続出の人気商品になりました。
(本家尾張屋・16代目当主 稲岡亜里子さん)
「今までのやり方だけではやはり厳しいところもあるし、新しい挑戦をするということの大切さをすごく考えさせられるコロナですね」