「日本の国旗を傷つけてもお咎めなしというのはおかしい」と訴える高市総理のもと、国旗損壊罪を定めようという議論が進んでいます。その目的はどこにあるのか。そして、そもそも「日の丸」とは日本の歴史の中でどのような役割を担ってきたのでしょうか。

「日の丸」戦後日本の平和と繁栄の象徴に

戦後復興まもない1964年に開かれた「平和の祭典」東京オリンピック。「日の丸」のもとで戦う選手たちに、日本中が熱い声援を送りました。

その後、テレビ放送されたドキュメンタリー番組では...
(「現代の主役 日の丸」1967年2月放送)

ーー「日の丸」といったら、まず何を思い浮かべますか?

「旗ですよ、日本の旗。国旗。オリンピック。祭日」
「あれほど綺麗な旗はないでしょ」

「日の丸」について、街行く人々に問いかけます。

ーー「日の丸」はどこに掲げれば美しいと思いますか?
「玄関の壁。日の丸は日本の象徴」

ーー「日の丸」が日本の国旗であることに誇りを持てますか?

「はい、持てます。どこの家族もみんな掲げたいと思います」

ーーこれから「日の丸」を振ることがあるとすれば、いつ何のため?

「日本がおめでたいことがある時に振るのでは」

当時、「日の丸」の旗がある家庭は約8割にも達し、祝日にはほとんどの家が軒先に掲げるなど、「日の丸」は戦後日本の平和と繁栄の象徴ともなりました。