「下着の色の指定」や「髪の毛は一律に黒染め」といった学校の規則が“ブラック校則”などと呼ばれ全国で話題となる中、兵庫県姫路市にある市立高丘中学校では、生徒たちが主体となって校則を見直そうという動きがありました。

 姫路市立高丘中学校では、今年の新学期から、髪型などに関する校則が変わりました。

 (3年生)
 「(Q何が変わった?)まずツーブロックの髪型がOKになった。(Qもしかしてこの髪型も?)ツーブロックにしています。(Qいままでやりたかった?)やりたかったです。解放されたような感覚です」
 (2年生)
 「(Q何が変わった?)髪の毛をくくる高さ。耳より下でないとダメだったのが上でくくっても良くなった」

 新しい校則では、これまで禁止だった髪の長さに段差をつける「ツーブロック」や髪をくくる位置が自由になりました。靴下はくるぶしが隠れる長さの白色のみでしたが、新学期から長さは自由、グレー・紺・黒も履いてよいことになりました。

 (生徒会長の3年生)
 「(Qどうして校則を変えようと思った?)生徒会長になろうと思った時点で、何をしようと思った時に、今までみんなが困っている校則があったから校則を変えちゃおうじゃないかと思いました」