3年ぶりに復活した光景に涙「最高ですよ」

 そして迎えた福男選び当日。密を避けるため門の前で待つ人の数を減らし、受付時間も前倒すなどの対策が取られました。開門の1時間半前の10日午前4時半。門の前でその時を待つ参加者に平尾さんが声をかけます。

 (参加者に話す平尾亮さん)
 「(新型コロナで)いろんなことが抑制されて、いろんな人に会えない、やりたいこともやれない、そんなことが続きました。そして今回、3年ぶりに行われるこの開門神事というものを全国に知らしめたい。みんなで開門神事をつくりあげよう!」

 この日のために復活を祝う垂れ幕も用意。今年も平尾さんが開門の号令をかけます。

 (開門の号令をかける平尾亮さん)
 「3、2、1、かいもーん!」

 3年ぶりに復活した光景に平尾さんは涙を流しました。

 (開門神事講社 講長・平尾亮さん)
 「3年ぶりの福男選びをなんとか成功させようと思っていたので…無事に開門できてよかったです。たまらんすね。最高ですよ、本当に」