コロナ禍以降行われていなかった西宮神社の「福男選び」が、今年1月10日に3年ぶりに開催されました。その裏側に密着しました。
「いつも以上に大切なものになる」福男選びを強く待ち望んでいた人物

1月10日午前6時に行われた西宮神社の福男選び。スタートから先頭に立ち、そのまま独走状態で駆け抜けた大学4年生の植本亮太さん(22)が、見事『一番福』を手にしました。
新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となったこの時を、選ばれた3人の福男以上に待ち望んでいた人がいます。それは…。

開門時に威勢よく「かいもーん」と叫んでいた平尾亮さん(46)です。

初詣をする人で賑わった元日の西宮神社。そこに平尾さんの姿がありました。開門神事の運営は、西宮神社と、地元の有志らで作る団体「開門神事講社」とで行っています。平尾さんはその団体の代表です。
(運営会議で話す平尾亮さん)
「今回って特別やねん、ほんま。3年ぶりの神事。ほんまに大切な1回になる。いつも大切よ、いつも大切やけど、いつも以上に大切なものになる」














