第101回全国高校サッカー選手権の決勝が国立競技場で行われ、岡山学芸館が東山(京都)に3-1で勝ち、岡山県勢初の選手権制覇を果たしました。

岡山県勢としては、作陽以来16年ぶりの決勝進出を果たした岡山学芸館。対する東山は京都府勢55大会ぶりの全国制覇を目指します。

試合は前半25分、岡山学芸館のFW・今井拓人選手(3年・ハジャスFC/倉敷)が中央にパスを送ったところ、相手DFにあたりそのまま東山ゴールに吸い込まれ、1‐0と岡山学芸館が先制します。

岡山学芸館は、東山の猛攻を2年生キーパーの平塚仁選手(MIOびわこ滋賀)が再三好セーブをみせしのぎますが、前半44分に東山のFW・北村圭司朗選手(3年・ガンバ大阪JY)からのパスを、MF・真田蓮司選手(3年・セレッソ大阪U-15)がペナルティエリアの外から決め、東山が1‐1の同点に追いつきます。

続く後半7分、岡山学芸館は左サイドからのクロスをMF・木村匡吾選手(3年・高槻ジーグ)が頭で合わせ、2‐1とリード。

さらに後半38分には岡山学芸館が、ロングスローからのこぼれ球を木村匡吾選手が右足でボレーシュート。この日2得点目を決め3‐1とリードを2点に広げました。

このリードを守り切った岡山学芸館が3‐1で勝利し、チームそして岡山県勢初の全国制覇を果たしました。