「景気が悪いのに物価が上がる」いまは政策金利のセオリーが通用しない!?
政策金利操作の役割は「景気の温度調節」。通常、以下のような動きをとります。
・景気が良い・給料や物価も上昇→金利を上げて景気の過熱を冷やす(企業投資や住宅売買を抑制)
・景気が冷え込んでいる→金利を下げて経済活動を刺激(企業や個人がお金を借りやすくする)
しかし、いまの日本ではこのセオリーが通用しません。景気の実感は決して良くはなく、実質賃金は4年連続マイナス。本来なら金利を下げて支えたいところですが、実際にはエネルギー価格の高騰などで物価だけが上がり続けています。
景気が悪いから金利を下げるか、物価が高いから金利を上げるか…今回は「据え置き(様子見)」という選択がなされました。ただ、金融政策決定会合の委員会メンバー9人のうち「利上げ」を主張したメンバーは前回の1人から3人に増えています。














