98%を循環させる「目利き」の力
PASSTOで回収された衣類などが集まるのが、薩摩川内市の「エコベース」をはじめとする全国8か所の循環センターだ。年間回収量は1万4000トン。衣類だけで約1万1000トンに上る。
ここでの要は「選別」だ。目利きのスタッフが届いた大量の衣類を衣類だけで52種、全体で123品目に素早く振り分ける。
「誰が、いつ、何を求めているか」というニーズをデータ化し、100以上ある国内外の再流通先に最適なルートで届ける。
リユースとリサイクルの組み合わせで、預かったモノの約98%を何かに生かすことに成功している。
「本来であれば燃やされて灰になるだけだったものが、引き継がれていく。地球環境に少しでも役立てているのかなと感じます」と現場スタッフは話す。
自動車メーカーへの素材提供や、ファミリーマートのコンビニウェアに使うリサイクルポリエステルの原材料供給など、再流通先は多岐にわたる。
原材料や認定中古品としてアパレルブランドに“返す”ビジネスも展開している。














