「PASSTO」─捨てるでも売るでもない、第三の選択肢

鹿児島市内の商業施設イオンモール KAGOSHIMA BAYに設置された青いボックスに、子ども服やぬいぐるみが次々と入れられていく。利用者の女性は「ごみに出すよりもいいかなと思って。誰かに使ってもらえたら」と話す。

イオンモールKAGOSHIMA BAY内の「PASSTO」

PASSTOは、ECOMMITが展開する回収ボックスだ。衣料品やファッション雑貨、ホビー用品など「不要だけどまだ使える価値あるもの」を幅広く回収している。

「PASSTO」というネーミングには「誰かに渡す」という意味が込められている。

「モノを捨てるんじゃなく、売るんじゃなく、PASSTOしようという第三のインフラとして使っていただきたい」と川野氏は語る。

商業施設やマンションのほか、郵便局や自治体の施設にも導入が進み、設置場所は全国で6,000か所を超える。

東京・渋谷郵便局に設置されたPASSTO

昨年からは自宅まで不要品を取りに行く「宅配PASSTO」もスタート。すでに数千件の申し込みがあるという。