東京に本社を置くつもりはない理由は?

東京にも拠点を置くECOMMITだが、都会に本社を置くつもりはなかったという。これから本社を移転する日置市東市来町の「猫狐馬ノ杜」は、海も山も近い。

吹上浜 日置市東市来町

JRの駅裏も山で、近くには温泉神社が鎮座する森もある。その森を背に、川野氏は静かに「芯」を語った。

エコミットが本社を移転する日置市の湯之元地区 温泉神社境内から望む

「循環経済って、究極は自然を守る仕事だと思っているんです。自然を守る仕事なのに、東京のオフィスの中で事業を考えるって、ちょっとナンセンスだなと思っていて。

自然に囲まれながら、どうこれを守っていくかみたいなことを考えるほうが理にかなっていると僕は思っています。自分たちが見ている美しい自然を、本当に何百年先にも続けていきたいという思いが根底にあります。」

消費する社会から循環する社会への変革を目指す川野氏。視線の先には、自然と未来がある。