現地の人と付き合いながら一緒に発掘を進めていく

ザ・リーダー

――――アンデスへ行ってみてどう感じましたか?

 自分の肌にあいましたね。フィールドに行って心が踊るのが「人との付き合い」で、現地の人と発掘などを進めていくのが楽しい。ペルーの北の高地、海抜約2800mのところにあるワカロマという遺跡を皆と一緒に発掘しました。


――――ペルーというとナスカの地上絵くらいしか知識がないのですが…。

 私たちが取り組んだ遺跡はナスカよりも1000年以上前の遺跡、日本でいうと縄文時代後期くらいですが、いわゆる神殿、大きな公共建造物を造り、人々がそこでの活動を中心として社会が統合されていった時代です。

 村の人たちも本当に心が清らかで、行くたびに自分の汚れを洗い流すかのような人との付き合いでした。これが最大の収穫といいますか、なぜ何度も通うのか、と言われたら「遺跡があるから」というよりも「人に会えるから」と答えるかもしれません。