繁忙期に原料不足「苦しい」

シンナーと同じように、原料が不足している現場がある。

アステックペイント福岡工場 品川光工場長
「ドラム缶がありますが、ナフサからできている。1か月分しかないという状況」

福岡県内の塗料メーカー。主力商品は遮熱性の高い塗料だ。遮熱塗料を屋根などに塗ると、太陽光の近赤外線を反射するという。

記者
「熱くないですね」

屋内温度の上昇を防ぐことにも繋がり、冷房などの消費電力の抑制や、熱中症防止などの効果が期待できるとしている。

一般的に塗料はシンナーと同様、ナフサ由来の溶剤が原料となっているものが多い。このメーカーでは一部の原料の確保の見通しが5月以降、立っていないという。

アステックペイント福岡工場 品川光工場長
「いろんなものを混ぜ合わせて、初めて塗料ができる。その一部(の原料)が入らなければ、この塗料もそもそも作れない状況になる。今繁忙期中で、4〜5月の涼しいシーズンは、一番塗料が塗りやすい時期。『苦しいですよ』としか言えない」

原料メーカーからは、値上げの通知が連日、届いているという。

アステックペイント福岡工場 品川光工場長
「30〜50%以上、値上げする可能性がありますよと。あり得ない数字です、今までだったら。ナフサが上がると価格が上がります」

政府が示している、供給を確保する対策の効果については…

アステックペイント福岡工場 品川光工場長
「実感はないですね、正直。一般の塗料メーカーは、この影響が続けば、物が作れないんじゃないかというところまで来ていると思う。早急に確保してほしいとしか言えない」