2024年、北海道江別市で男子大学生が集団暴行を受け死亡した事件で、強盗致死などの罪に問われている男女3人の2回目の公判が始まりました。
証人として出廷した当時18歳の主犯格の男は「宣誓しません」と証言することを拒否しました。

この事件は、男女6人が強盗致死などの罪に問われていて、このうち当時大学生だった川村葉音被告(21)と高校生だった男の被告(当時18)、そして少年(当時16歳)の3人の裁判員裁判が始まっています。

強盗致死罪などに問われている川村葉音被告(視聴者提供)

3人は2024年10月、江別市の公園で、同じく起訴されている八木原亜麻被告(21)と交際していた大学生の長谷知哉さん(当時20)に対し、主犯格の当時18歳の男と当時17歳の少年とともに集団暴行を加え、キャッシュカードなどを奪い、死亡させた罪に問われています。

25日の初公判では、3人は「間違いありません」と述べ、強盗致死罪などの起訴内容を認めました。

男子大学生の遺体が発見された公園(北海道江別市)

きょうの2回目の裁判員裁判では、当時18歳だった主犯格の男(強盗致死罪などで起訴済み・7月に初公判)が証人として出廷しましたが、男は「宣誓しません」と宣誓せず、証言することを拒否しました。

主犯格の男は「もう少しで自分の裁判があるので、その時に証言します。ただ、やってしまったことは申し訳ありませんでした」とはっきりした口調で大きな声で述べました。

25日の法廷(札幌地裁)

裁判長からは「宣誓証言する義務があるが、それでも宣誓しませんか?場合によっては処罰もある」と言われるも、主犯格の男は「宣誓しません」と述べました。

その後、裁判長は「やむを得ない。証人から話を聞かないです」と主犯格の男を退廷させました。

おことわり
HBCでは、当時18歳の特定少年の被告を実名で報じるかどうか、事件ごとに判断しています。今回の事件は、1人の大学生の命が失われた結果の重大性、社会的影響の大きさなどを総合的に判断した結果、地上波テレビ放送では実名で報じることにしました。なお、デジタル配信の記事は、半永久的に残るインターネットの特性を考慮して匿名で報じています。