「義肢装具士」の人材不足 社会背景は?

ペットの長寿化が進み、治療やリハビリなど動物医療のニーズが高まり多様化しています。
一方で、義肢装具士の知識や技術を動物にまで生かしきれていない実状があります。「義肢装具士」になるには、大学や専門学校で専門知識を学び、技術を身につける必要があります。しかし、定員割れなどを理由に全国で募集廃止が相次いでいます。
国家資格として義肢装具士が対象とするのは人間で、動物は含まれていません。
広島国際大学の山田哲生講師は「業界として人材不足が課題となる中で、まずは人間のサポートが最優先になる。そのため体の不自由な動物にまで、十分なサポートが行き届いていない」と話します。
広島国際大学は、こうした状況の中で、動物義肢装具研究会の取り組みは先進的だとしています。これまで治療が難しかった動物の運動機能回復や、生活の質向上につなげたいと考えています。
広島国際大学 動物義肢装具研究会による車いす製作は研究費でまかなうため、依頼者は無償で譲り受けることができます。(学生の卒業研究などに協力を求められる場合があります)














