「燃料費補助制度を創設しろ!」(デモ行進)


先月、トラック業者の団体が行ったデモ行進。軽油価格の高騰に対する悲鳴です。

広島県トラック協会 青年部協議会 西尾義輝会長
「上げた端からどんどん軽油が上がっていますので。急激な上がり方で、わたしたちもついていけていない状態です。」




原油価格の高騰は、“物価の優等生”といわれたモヤシの業者にも打撃を与えています。

田中商店 田中真行代表取締役
「この1パックにつき、1円でも2円でもコストが上がると死活問題。」

きょうのテーマは、『原油価格高騰で悲鳴! 逆風に耐える業者の本音』



今、いろんなものの値段が上がっています。国内のガソリン価格の推移ですが、この2年間、上昇を続けています。一部産油国の生産停滞などが主な原因なのですが、国内の石油製品の価格は13年ぶりの高値水準に達しているということです。

原油は、ガソリンや軽油だけでなく、工業製品やパッケージの原料にもなります。政府は、石油元売り会社に対し、補助金の引き上げを行っていますが、円安やウクライナ侵攻の影響により、厳しい状況に置かれている業者は少なくありません。


「燃料税を引き下げろ!」(デモ行進)

トラック業者の団体が燃料税の引き下げを求めてデモ行進を行いました。