ホルムズ海峡 船舶3隻通過も日本行きなし
原油供給の鍵を握るのが、ホルムズ海峡です。
公開されている船の位置情報などを使い、ホルムズ海峡を通るタンカーや貨物船の動きを分析している東京大学大学院の渡邉英徳教授。
東京大学大学院 渡邉英徳教授
「ここにいま近づいてるGREEN ASHAと書いてある船ですね」
これは、イランへの攻撃が始まって以降、海峡を通過した日本関連では3隻目の船舶で、「商船三井」の関連会社のタンカーです。しかし…
東京大学大学院 渡邉英徳教授
「(このタンカーは)インドに運んでいる。少なくとも日本行きの船はこれまで1隻も通れていない」

渡邉教授によると、これまでホルムズ海峡を通過した日本関連の船舶は、1隻目はオマーン行きで、2隻目と3隻目はインド行き。いずれもイランと友好的な関係を保っている国です。
では日本行きの船は、どうなっているのでしょうか。

東京大学大学院 渡邉英徳教授
「ペルシャ湾内で確認できるのはこの3隻。上から、TONEGAWA(利根川)・TOWADA(十和田)・MAYASAN(摩耶山)。MAYASAN(摩耶山)は日本行きです」
日本行きの船舶は、ホルムズ海峡の内側にある「ペルシャ湾」にとどまったままだといいます。
渡邉教授の分析では、インドや中国の船舶は、ホルムズ海峡を通航できていました。

東京大学大学院 渡邉英徳教授
「今のところの(航行の)ルールは、簡単に言えば、イランにとって敵対的でない国ということ。現時点で、日本行きの船はイラン側の(航行可能な)条件にはのっていないんじゃないでしょうか」
イランとの交渉について国会で6日、高市総理が答弁しました。

高市総理
「もう既にイランとは何度も何度も、やらせていただいております。さらに首脳同士という話でございますが、こういった段取りもつけさせていただいております」
イランと個別に首脳会談を調整している、と明らかにしました。
6日夜になって、茂木外務大臣は、イランのアラグチ外相と電話で会談しました。イラン側に対し、現在、関係国の間で行われている外交的な取り組みに真摯に向き合うよう求めたということです。

















