■「昭和で通用したであろう言葉も今は通用しない」
良原キャスター:
背景には「日本語の変化」もあるのでは、と指摘する専門家もいます。
今は情報がすぐに拡散する時代です。たとえオフレコの会議でしたり、個人のSNSでの投稿だったとしても、です。
明治大学文学部 斎藤孝教授
「会社などの肩書きが付くとその気がなくても、公的な意見と捉えられてしまう可能性が高い」
「プライベートの発言であっても言葉選びがとても大切。昭和では通用したであろう言葉も今は通用しなくなってきている。その場限りの言葉というのは通用しない時代なので注意が必要」
星コメンテーター:
トレーニングの問題と本質の問題とがあると思います。やはり人に対する敬意や尊敬の念とかを非常に大事にするってことはまず必要です。
その上で言葉遣いだとか表現の仕方っていうのをトレーニングするということが大事だと思います。この場合両方を欠いてるっていう非常にそういう意味では悪質なケースになってしまったと思います。
ホランキャスター:
トレーニングをしていなくても、『生娘をシャブ漬け戦略』と講座という公の場で言うことが不適切だと、普通だった分かるような気もするのですが。そうではない方もいるということですよね。

井上キャスター:
伊東氏が今まで戦略としてかなり中核を担っていた、つまりこの企業を支えていた。そういった支える立場の方がこういった発言をする。ある意味でどの企業にもありうる。しかもこれは大ダメージになる。でも企業としてもしっかりとしてやらなければならないってことですよね。
星コメンテーター:
ちゃんと記者会見をして、説明責任を果たすということは大事だと思いますね。