鹿児島県民にはなじみ深いメカニズム?

遠く離れたオーストラリアでの出来事ですが、この「空中に粒子が充満して太陽光をさえぎる」という物理的なメカニズムは、鹿児島県民にはおなじみの現象と根本的に共通しています。

桜島の噴火によって大量の火山灰が降る、通称「ドカ灰」です。

桜島の噴火 2025年5月

ひどい時には昼間でも車のヘッドライトが必要になるほど、空が真っ暗になります。

真昼でも火山灰でライトが必要なほど「灰色の空気」に 2025年5月

桜島火山灰の場合、空を覆う粒子は灰色や黒色をしています。だから光をさえぎると、そのまま空が「暗く」なります。

空気中の火山灰で灰色の景色となった 2025年5月

今回のオーストラリアで空を覆ったのは、火山灰ではなく「大量の赤い砂ぼこり」でした。

もし桜島の火山灰が真っ赤な砂だったとしたら、条件次第では、空全体が赤く染まる現象が起きているかもしれません。