「分厚い雲」が、巨大な照明パネルに変わった

晴れた日なら強烈な直射日光が砂ぼこりに直接当たり、まぶしすぎて赤よりも「白っぽさ」が勝ってしまいます。

ところが今回は、サイクロンがもたらした分厚い雲が上空を覆っていました。この雲が直射日光の強さを和らげたのです。

雲を通した柔らかく均一な光が、空中に充満した赤い砂ぼこりを照らしたため、砂ぼこりそのものが持つ「真っ赤な色」だけが浮かび上がった結果、空全体が血の色に染まって見えたというわけです。

この景色のあと、ある「被害」もあったといいます。