1校のみ“直接運ぶ対応”で再開『1メニューで7往復』

そんな中、4月18日、当初より6日遅れで1校だけ学校給食が再開されました。
(記者リポート)
「職員が、調理センターから学校側へと給食の入ったトレーを運んでいます」

市によりますと、再開された楠根東小学校は給食の調理場と隣接していて、調理師らが直接運ぶ対応を取ることで給食を再開できたということです。4月18日は1つのメニューにつき約7往復で給食を運び終えていました。
PTA協議会の会長「子どもたちのことを思って何をすべきか考えてほしい」

一方、市立小中学校のPTA組織の代表は、市側の対応に怒りをあらわにしました。
(東大阪市PTA協議会 龍神晃弘会長 4月18日)
「『1学期いっぱいかかりますか?』と尋ねたところ、『それも答えられません』とゼロ回答。子どもたちのことを思って役所が何をすべきか、そこを考えてほしい」
保護者からの声を受け、4月19日に教育委員会へ意見書を提出しました。
東大阪市教育委員会によりますと、次の配送業者については18日時点も検討中で、まだ全面再開のめどは立っていないということです。
(2022年4月18日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)