ヘリコプターで搬送中、真緒ちゃんの心臓は2度止まる
小谷さんは京都から真緒ちゃんが搬送された兵庫県豊岡市の病院に向かいます。
(小谷真樹さん)
「豊岡の病院に到着して、案内されたんですけども、案内されるところでね、少し待たされて、多分今思い返せばたった数分やと思うんですけども、真緒に早く会わせてくれという思いのなか行ったものですから、その時間がとても長く感じたのは覚えています。『まだですか、まだですか』と受付の方に何回も言って声をかけていました」
治療室に通された小谷さんの目に入った光景は「真緒ちゃんが心臓マッサージを受けている」状況でした。
「『どうぞ』ということで通されるとですね、次、私の目に入ったのはですね、もう真緒の上に覆いかぶさって医師が心臓マッサージをしているような状態でした。救命救急士の方に説明を聞くとですね、真緒はヘリで搬送している間に2度心臓が停止したそうです」
「でも生きたいと、生きようと願ってくれた真緒はですね、2度心臓を動かしたそうです。そして3度目の望みをかけて、マッサージをしていってるような状態やったんですけども、だいぶ時間が経過している。『もうこれ以上は難しい。お父さん、延命治療の停止を告げてくれ』ということを医師に委ねられました」
極限の選択を迫られた小谷さんが医師に告げた言葉は…
『そんなことできるかと』「自分が言葉を発することで何もかも終わってしまう。そんなことできひん』ということでですね、私はなかなか決断をできなかったんですが、医師の方に説得され、私は真緒の延命治療の停止を告げました」














