長女は言葉を発することができなくなっていた
「真緒ちゃんの延命治療を停止する」、小谷さんは耐え難い決断をしました。受け入れがたい現実の中、同じ事故に遭いけがをした長女のもとへと向かいます。
(小谷真樹さん)
「もうその後は、ほんとに何も考えられなくなってですね、真緒を京都府警が迎えに来るということで、真緒と一緒に警察の方をお待ちしていました。警察の方が来られて真緒を迎え、連れて帰ってくださったので、私は長女が運ばれた病院に向かいました」
「長女は親戚のものに囲まれていてくれたんですけども、何を話しかけても、そのとき長女はこう首を傾けるぐらいのことしかできませんでした。言葉が出せなくなっていました」
言葉を発することができない長女にショックを受けながらも、問いかけにこたえてくれる姿に小谷さんは喜びを感じたといいます。
「矛盾はしてるんですけども、そうして言葉を投げかけることによって『首を傾けてでも動いてくれる』っていうことが生きていてくれたということでですね、私は喜んだことを覚えています」
(小谷真樹さん)
「その後、私は真緒を迎えにですね、警察まで行ったんですけども、そのときに時間の感覚が戻ってきて、時計を見てみると、もう日付の変わった4月24日になっていました」
【第3話】へ続く
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