トランプ氏に“時間稼ぎ”通用する?
藤森キャスター:
野村さんは、日々中東情勢も配信などされていますが、どんなことをポイントとして気にしていますか。

Podcastプロデューサー 野村高文さん:
トランプ大統領は、国際関係をディール=取引のように捉える傾向が強いです。ディールということは、自分たちの都合と相手の都合をぶつけて均衡点を見いだしていくということがあります。
日本としては、とにかくホルムズ海峡の安全な航行が我が国にとっても不可欠だということ、そして一方でアメリカにとって日本の戦略的重要性が非常に高いことを改めて伝えるのが大事だなと思っています。お願いするだけではなくて、アメリカにとっても日本は重要なパートナーだということを改めて伝える機会だと思います。
トランプ大統領が交渉の場で白黒つけず無理な要求をされた時、例えば、少し曖昧にして回答するという戦略は有効なのでしょうか。

ワシントンDC支局長 涌井文晶 記者:
トランプ大統領は時間稼ぎだと判断すると、非常に圧力を強めてくることが予想されますので、そう思われないようにある程度満足してもらえる回答をする必要があります。一方で、日本はいろいろできないことがあると高市総理も言っています。そこの線を踏み越えるような回答をしてしまってはいけないということで、本当にギリギリまで判断し、オプションをいろいろ考えているのだと思います。
一方で、高市総理は他の外国首脳に比べて少し有利な点があります。通訳が挟まるため、他の英語圏の国のようにポンポンと会話しなくて良いのです。トランプ大統領の言葉が通訳されている間に、事前に用意したオプションをしっかりと吟味して回答することができるはずなので、有利に活かしていくということが重要だと思います。
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<プロフィール>
野村高文さん
Podcastプロデューサー
Podcast制作会社の代表
経営者への取材多数
外資系ファームでコンサルタントの経験も














