アラスカ産の原油は中東産の代わりになるか 「輸送・コスト面で未知数」

アラスカ産の原油は、中東産原油の代わりになるのでしょうか。

INPEXは、世界約20か国で石油や天然ガスの開発や生産などを行う会社。

喜入友浩キャスター
「こちらには、世界各国の原油が並んでいますが、産地によって成分が異なり、色も違います。ちなみに国産の原油もあります」

原油といっても様々なものが世界にはあります。

INPEX技術統括本部 サブサーフェス開発ユニット 櫻井里紗さん
「ここの2つはオーストラリア。こちら3つはUAE・アラブ首長国連邦の物になります」

喜入キャスター
「その2つだけでも大分濃さが違いますね。日本の地名の原油もありますが、かなり透明度が高いですね」

原油は、一般的には色が濃い方が粘りけが強い状態で、透明な方がサラサラで粘りけが弱い状態だということです。

この会社では、主に中東産の原油を開発。とりわけ中東産は品質が高いそうです。

高品質だとガソリンなどの製品にするための精製の手間やコストも低くなるといいます。

喜入キャスター
「アラスカ産の原油という情報は何かあったりしますか」

INPEX技術統括本部 サブサーフェス開発ユニット 櫻井里紗さん
「少し品質が落ちるような、中品質の物ではないかと推測している。ガソリンとか生活の用途には問題ないのかなと」

この会社では、アラスカ産の原油を扱ったことがなく“多くのことが未知数だ”としたうえで…

INPEX技術統括本部 サブサーフェス開発ユニット 櫻井里紗さん
「今まで中東から原油を輸入していた時は、船に乗せて確立した運搬で日本に運ばれてきたと思うが、アラスカからだと今までやったことがないので、輸送の新たな検討も必要だしコスト面においても未知だと思う」

ある石油元売り大手の関係者によると、日本国内の製油所は、これまで歴史的に中東産を蒸留しやすい仕様になっていますが、それ以外の国の原油には対応しづらい可能性があるといいます。

トランプ氏は3月18日夜、自身のSNSを更新。艦船の派遣に消極的な同盟国に対する不満を改めて記しました。

トランプ氏(SNSより)
「“イランというテロ国家”の残党を一掃し、海峡を利用している国々に(安全確保の)責任をとらせたら何が起きるのか。消極的な同盟国も一気に動き出すだろう」

発言が二転三転するトランプ氏。高市総理の“外交力”が問われる局面です。