「もうご破算にしたかった」ついに切れた我慢の糸


老々介護は、ついに限界を迎える。

「あんた、ここから出ていけ」

妻から浴びせられた言葉に、ついに男の我慢の糸が切れた。

妻を肩掛けカバンで複数回殴り、転倒しても大声で叫び続けたため、口をふさいだが、手をかきむしられ出血。

激情を抑えきれず、パジャマのズボンで首を絞め、殺めるに至った。

男   「いっぱいいっぱいになったもんで…」
弁護人 「その時の気持ちを覚えていますか?」
男   「かんにんなと言いながら、首を絞めて、とにかく……」
弁護人 「首を絞めて、どうなりたいと思った?」
男   「もうご破算にしたかったんです」

弁護人 「今の状況から逃げたかった?楽になりたかった?」
男   「はい。それが一番強かったです」