遺族の“異例”上申書も 確定した死刑
2014年10月、最高裁は章寛に死刑判決を言い渡した。被害者遺族の男性が二審判決後に事件に至る経緯を鑑み「死刑と決めないでほしい」とする異例の上申書を最高裁に提出していたが、考慮されることはなかった。
息子の死刑判決が確定した。最高裁から出てきた浩幸さんは支援者に頭を下げ、涙を拭っていた。
「3人を殺害してしまう結果になり、私ども夫婦は深く反省しております」
和代さんは声を震わせながら、絞り出すようにして口を開いた。
「母親としては覚悟していたのですが、本当に現実を受けとめなければならないというのが、とっても厳しいです。残念で残念で、悔しくてたまりません」

















