「戻れないってどういうこと」突然失われた日常と避難先での差別
志賀徳子さん(78)。今は隣の浪江町で暮らしています。
“私の町で何が起きているのか”…理解が追いつかなかったと言います。

“双葉町に戻りたい” 志賀徳子さん(78)
「テレビの中で煙がぽっと出るのは見た。戻れないってどういうことなのかなって。漠然とした気持ちで避難しなきゃなんねって」
避難先で、心無い言葉をかけられた人もいました。

志賀徳子さん(78)
「“双葉から来たんだべ お前らは”という感じ。偏見。放射能持ってきたってことでしょ。子ども達の差別もあった。『あなたたちはお金もらって逃げているんだ』って」
志賀さんの自宅があるエリアは、2027年3月までの避難指示解除を目指して準備が進むエリアです。2025年11月に規制が緩和され、ようやく通行証なしで自由に立ち入ることができるようになりました。

志賀徳子さん(78)
「自分が生まれたところ、そこで生活を再開することはできる。それは楽しみかな。自由に入れるようになって、行く回数も増える。うちに対しての思いは強くなっている」
自宅を訪れる頻度は増えました。

















