「地域の住民を置いていくという決断はできませんでした」

東日本大震災で、津波の脅威が浮き彫りになりました。
八戸市の八太郎大橋では、水位が上がり橋の両端が水没。頂上部分には住民と消防隊員あわせて23人がいましたが、1時間以上、孤立しました。

当時、現場にいたのが八戸消防本部の大下武晃 消防司令長(54)です。

八戸消防本部 大下武晃 消防司令長(54)
「住民から犠牲者を出すわけにもいかないし、隊員からも犠牲者を出すわけにもいかない。非常に葛藤する状況でした。ただ、当時の私は、隊員の命と自分の命を守るために地域の人がまだたくさんいるなか、退避することはどうしてもできませんでした」














