■戦火を逃れ異国・日本でまさかの再会
実はこの2人、ウクライナの大学でクラヴェツさんの日本語の授業を受けていました。

リアソタ・エヴァさん:
「誰かとウクライナ語で話せるのが良かった一番、好きな先生だから(日本で)あえてうれしかった」

ダリナさん:
「(先生は)素晴らしい人で、いつも先生を見ると私も先生みたいになりたいと思っていた」

異国で不安な日々を過ごすなか、偶然の再会を果たしたクラヴェツさんと教え子の2人。母国・ウクライナの話に花が咲きます。
ダリナさん:
「私たちはきょう、ウクライナの正月の食べ物について発表しました」
エヴァさん:
「カニのサラダ、いくらのサンドイッチ」
マリヤさん:
「ウクライナのお正月の食べ物はくどいですね~。マヨネーズがいっぱい入ってます」
ダリナさん:
「ちょっと懐かしくなりました」

県と仙台市によりますと、23日現在、県内に避難しているウクライナ人は32人。誰しもが、一刻も早く平和な日々が戻ることを願っています。
クラヴェツ・マリヤさん:
「戦争で幸せな人はいない。戦後のウクライナはどうなるか、毎日考えています」
