仙台市の国分町で、無許可で風俗営業をした疑いで逮捕された、飲食店経営の男について、仙台地方検察庁は11日付で、風営法違反の罪でこの男を起訴しました。
また、一緒に逮捕された店長の男性と、男性従業員も略式起訴され、仙台簡裁が2人にそれぞれ罰金50万円と罰金30万円の略式命令を出しました。
風営法違反の罪で起訴されたのは、愛知県豊明市に住む飲食店経営の男(36)です。
起訴状などによりますと、男は2025年5月から10月までの間、仙台市青葉区の国分町で、別の男性と共謀し、風俗営業の許可を受けずに従業員に客の接待をさせていたとされています。
この店をめぐってはこれまでに、風営法違反の疑いで男の他に4人が逮捕・送検されていましたが、このうちこの店の店長の男性について、仙台区検察庁が風営法違反の罪で略式起訴し、仙台簡易裁判所が罰金50万円の略式命令を出しました。また、店の男性従業員については、仙台市青葉区の路上で違法な客引き行為をした迷惑行為防止条例違反の罪で略式起訴し、仙台簡裁は、罰金30万年の略式命令を出しています。
これまでの取材で、起訴された男が「指示役」として店を経営していたとみられることが分かっています。














