観測の結果は…
北海道根室沖の海底で、5年間にわたり続けられた観測では、3つの事実が明らかになり、次の巨大地震を引き起こすためのエネルギーが蓄積されている可能性が浮き彫りとなりました。
①「強固な固着」を確認
観測の結果を示す図1を見ると、千島海溝に近い陸側のプレート上の観測点(G22)と太平洋プレート上の観測点(G23)は年間約8㎝という速さで西北西方向へ移動していることが判明しました。
一方で、少し離れた陸に近い観測点(G21)の移動速度は年間約4㎝にとどまり、海溝に近い観測点ほど速く引きずられていることを示します。
プレート同士の固着が強いほど、陸側のプレートは速く引きずり込まれるためこの海溝付近では強いプレート間固着による、「すべり欠損」が生じていることが確かめられました。














