東日本大震災の発生から3月で15年となるなか、語り部の高齢化などにより伝承活動の継続性が課題となっています。そうしたなか、震災で家ごと津波に流されながらも9日後に救助された当時高校生だった男性がいま伝承の担い手として若者に活動してもらう取り組みを始めています。
阿部任さん:「1階の黒板は津波の跡がついていて3階は燃えてただの鉄板になっている」

公益社団法人3.11メモリアルネットワークで石巻を中心に震災伝承活動を行う阿部任さん(31)。

月日が経つごとに、伝承活動継続への不安を感じていた阿部さんは去年4月から「伝承サポーター」という新たな取組みを始めました。

阿部任さん:「実際に(震災を)経験された人たちが高齢化していったり、当時子どもだった世代が就職やライフステージの変化によって語り部を続けられなくなったり,継続的な関わりを持てなかったりして、震災に対して向き合う場づくりが進んでいないという状況が見て取れた」
担い手不足という課題解決につなげようと学生と伝承活動をつなげる仕組みをつくったのです。

東北大学2年・鈴木裕登さん:「実際に経験された方から知識を継承して自分たちと近い世代に伝えていくというのはすごく大事」














