■ミラノ・コルティナオリンピック™ フリースタイルスキー女子モーグル決勝(日本時間11日、リビーニョ・エアリアルモーグルパーク)

女子モーグルの決勝が行われ、冨高日向子(25、多摩大学スキークラブ)は4位入賞。2002年ソルトレークシティー五輪で銅メダルの里谷多英以来、同種目24年ぶりとなる表彰台入りを目指したが、惜しくも叶わなかった。

メダルがかかる決勝2回目で、3位のフランスのP.ラフォンと78.00点で並んだが、ターン点がラフォンの46.2にわずか0.2点及ばず46.0。五輪の決勝で異例の結末となったが、わずか0.2点差でメダルに届かなかった。

25年世界選手権で銀メダルの冨高は前日の予選を5位で突破すると、この日の決勝1回目でタイム26秒90の79.42点。全体3位で日本勢で唯一8人が進める決勝の2回目に挑んだ。

強豪揃いの海外勢を相手に、第1エアでコーク720を決めると、セカンドエアでもコーク720を鮮やかに成功。質の高いターンで滑り切った。

2回目を滑り終えた冨高は「全部出し切れたのかなって思うんですが、やっぱり悔しい気持ちはあるんですけど。悔しいんですけれど、守ってこの順位になるよりは攻めきれた結果でこの順位ならしょうがないかなって思います」と振り返った。

インタビュー後、チームメイトの柳本と中尾が労うとこらえていた涙があふれだして号泣した。

日本勢は代表4人全員が決勝(1回目)に進出。モーグルの採点はターン点が60%と最も重視され、エア点が20%、スピード点が20%の合計100点満点で競われる。

決勝1回目、全体2番手で登場した藤木日菜(24、武庫川女子大学)はセカンドエアで鮮やかなバックフリップを決めるなど、ターンも安定感をみせ73.24点(11位)。23年世界選手権4位、柳本理乃(25、愛知ダイハツ株式会社スキー部)は、最初のエアの着地でバランスを崩したが、以降は立て直し72.49点(13位)。初出場の中尾春香(24、佐竹食品)は完成度の高いエアーを披露したが、タイムが出ず70.89点(17位)で2回目には進めなかった。

【女子モーグル決勝・結果】
金)E.レムリー(米国)82.30点
銀)J.カウフ(米国) 80.77点
銅)P.ラフォン 78.00点
4位)冨高日向子 78.00点
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11位)藤木日菜 73.24点
13位)柳本理乃 72.49点
17位)中尾春香 70.89点