ここに“在る” 店名に込めた決意
4年ほど前に秋田県出身の深澤さんが浜通りに移住した理由。それは…。
深澤諒さん「浜通りでまずは活動したいという根底の思いがあって、それは、浜通り中に友だちがいるから」
「復興のため」という気負ったものではなく、「この地に友人が多かったから」というシンプルなものでした。お店を持つ前は、イベントでコーヒーを販売するなどテント一つで浜通り中を駆け巡り、少しずつ、町に溶け込んでいきました。

深澤諒さん「当時は、お話いただければ、コーヒー10杯しか売れなくても行きますって。ほぼ毎週末どこかしらのイベントに出店するみたいなことを続けた」
浜通りを飛び回っていた深澤さんが、自分の店を持ったのは、去年2月。店名の「アル」には、ここに「在る」という深澤さんの決意が込められています。
深澤諒さん「改めてこの場所にしっかりと根を張る、お店を持つということは、この地にあるんだということを決めた存在の『在る』」
かつての住民、町で働く人、震災後に移住してきた若者、この町を知ろうと訪れた観光客。震災後しばらくは想像もできなかった景色が、今、ここには「在り」ます。

楢葉町から訪れた客「諒くんのコーヒーを飲みに行こうかとか、うちの子どもたちも好きなので、双葉に足を運ぶきっかけになっている」
いわき市から訪れた客「(来るのは)50回くらい。ほっとする時間を(過ごせる場所)実家のような感じ」
双葉町民「(去年)10月に双葉に来たばかりだが本当によくしていただいて、僕の方が年下なので、いいお兄さんみたいな感じで」














