福島県伊達市は古くから愛される伝統の味から、新たに生まれた個性派グルメまで、バラエティ豊かな食文化が花開いています。

昔ながらの製法を守る老舗の味から、海外の食文化を取り入れた新店の挑戦まで、伊達市の食の世界はますます広がりを見せています!

100万円の極上醤油に込められた伝統の技

保原町にある玉鈴醤油は、江戸時代から続く醤油蔵を引き継ぎ、70年以上にわたって醤油一筋で歩んできた老舗です。20種類もの醤油を生産する中で、最も人気があるのが「かけじょうゆ」。静岡県産の本枯れかつお節を使用し、自社で取った出汁を加えた濃厚な味わいが特徴です。

さらに注目すべきは、一昨年から販売を開始した「木桶仕込み」の醤油。全国でも5%以下の醸造所でしか作られていないという伝統的な製法で作られたこの醤油は、「金鳥玉兎(きんうぎょくと)」というブランド名で販売されています。最も驚くべきは、その価格設定。一番搾りのみを集めた最高級品は、なんと100万円!雑味が少なく、大豆本来の旨味が凝縮された逸品です。

刺身など素材の味を活かした料理との相性は抜群。素材の良さを引き立てつつも、大豆の旨味をしっかりと感じられる逸品です。

冬だけの超硬豆腐「がんちゃん豆腐」の衝撃

伊達市梁川町の「一條豆腐店」は、昭和7年創業の老舗豆腐店。90年以上にわたり、親子3代で豆腐づくりを続けています。「にがり豆腐」は福島県産大豆100%と天然にがりを使用し、創業当時の製法そのままに作られています。

中でも冬の時期だけ販売される「がんちゃん豆腐」は、まさに驚きの一品。通常の豆腐の2〜3倍の大豆を使い、脱水時間も大幅に延長することで作られるこの豆腐は、名前の通り「ガチガチ」の硬さが特徴です。箸で押してもびくともせず、その密度の高さから大豆の濃厚な旨味を存分に味わうことができます。

薬屋の2階で味わう薬膳グリーンカレー

梁川町にある「港屋漢方堂薬局」の2階には、金曜日限定でオープンするカフェ「薬屋ノ二階」があります。店主は、冬虫夏草(キノコの一種)の研究者として世界的に知られる人物。その専門知識を活かした薬膳メニューが人気を集めています。

看板メニューの「港屋グリーンカレー」には20種類ものスパイスに加え、なんと冬虫夏草も少量配合。野菜とお肉の旨味に加え、スパイスの香りが絶妙に調和した一皿は、まさにここでしか味わえない逸品です。

ネパールカレーから居酒屋まで!二刀流の新店

保原町の陣屋通りを一本入ったところにある「アジアンダイニングD」は、去年4月にオープンした新しいお店。「本場の味」を看板に掲げるだけあって、店主がネパールから直接スカウトした経験豊富な職人たちがカレーを作っています。

昼はカレーの食べ放題ランチバイキングを提供。サラダや副菜、カレーに焼きたてのナンも食べ放題で、なんとその価格はわずか1,080円!人気のバターチキンカレーは、ごろっとしたチキンと数十種類のスパイスが入った逸品で、クリーミーでまろやかな味わいが絶品です。

さらに驚くのは、夜になるとネパール料理店から居酒屋へと変身すること。「居酒屋D」として、焼き鳥や卵焼きなど王道の居酒屋メニューを提供しています。中でも「ナンロール」は、焼きたてのナンに生野菜とタンドリーチキンを巻いた一品。香ばしくもっちもちの生地の中に、シャキシャキの野菜と旨味たっぷりのタンドリーチキンが絶妙なハーモニーを奏でています。

ーまとめー

伊達市は古くから培われた伝統の味を大切にしながらも、新たな食文化を積極的に取り入れる懐の深さがあります。次に伊達市を訪れる際には、ぜひこれらの個性豊かなグルメを堪能してみてはいかがでしょうか。

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