急落のきっかけは「FRB議長の人事」

 「急落のきっかけ」と報じられたのが、利上げ・利下げを決めるアメリカ・FRB(米連邦準備制度理事会)の次期議長人事。5月に任期満了となるパウエル議長の後任として、元FRB理事のウォーシュ氏が就任する見込みです。

 自身は言及していないものの、ウォーシュ氏は「利下げしたい」との思惑を持つトランプ大統領の“お気に入り”4候補のうちで最も利下げに慎重だと見られていて、今回の人事のニュースを受けて市場は「米ドル金利が上がる→金価格が下がる」と判断したようです。

 ウォーシュ氏自身は利下げしないとは言っていないうえ、トランプ大統領の“お気に入り”のひとり。こうした状態でなぜ、金価格が急落したのか?その前段階で、なぜ高騰したのか?

 そこには複雑な要因があったようです。