衆議院選挙の投開票が8日・日曜に行われます。
今回注目するのは、鳥取2区。自民党の現職の大臣に中道の元職、共産の新人が挑む三つ巴の構図となっています。真冬の選挙戦を追いました。
鳥取2区に立候補しているのは届け出順に
共産党の新人・福住英行さん
中道改革連合の元職・湯原俊二さん
自民党の前職・赤沢亮正さんの3人です。

超短期決戦となった真冬の選挙戦。寒さとの戦いにもなると話すのが、今回5度目の衆院選挑戦となった共産党の福住さんです。
選挙期間中、唯一の「選挙サンデー」となった1日には決起大会を開き、およそ70人の支援者が集まる中、マイクを握りました。
共産・新 福住英行 候補
「党利党略、論戦から逃げた高市政権に本当にこの選挙、日本共産党で厳しい審判を下そうではありませんか」
企業団体献金の禁止や消費税率5パーセントへの引き下げ、原発ゼロや安保法制の廃止など一貫して反自民を訴えます。
会には党本部から山下副委員長が応援に駆けつけ支持拡大を訴えました。
日本共産党 山下芳生 副委員長
「福住さん、ナイスガイです。選挙のたびに我々の先頭に立って頑張っていただいて、ぜひ地震・大雪で苦しんでいる皆さんの声を引っ提げて鳥取2区から福住さんを国会に押し上げてください」
支援者の高齢化が進み陣営の人数も少なくなる中、SNSでの発信にも力を入れ、若者層への浸透も図りたい考えです。

中道の元職・湯原俊二さん。妻・裕子さんの地元大山町の遊説では、隣に公明党所属の町議も立ちます。
北栄町で行った演説会にも公明党県本部の銀杏代表らが応援に駆けつけ、およそ300人の支援者が集まりました。
中道・元 湯原俊二 候補
「あなた方は地方の暮らしの現状をわかっているのか。こんな現状があって、見て見ぬふりができるのか、今こそ声を上げて政治を変えなければならない」
農家の戸別所得補償制度の復活や、東京一極集中の是正、小中学生の給食費無償化などを訴える湯原さん。
生活者ファーストを掲げ、従来の支持層に加え、公明党の組織票も固めて保守層の切り崩しも狙い、悲願の小選挙区勝利を狙います。
公明党鳥取県本部 銀杏泰利 代表
「小選挙区の中道の候補者、鳥取2区の湯原候補を当選させる事、これが私たちの使命と責任だという風に実感をしております。一生懸命戦って参りますのでどうぞよろしくお願いいたします」
7000回を超える辻立ち、連合鳥取の推薦など、これまでの基盤と新たな組織の力をどこまで合わせることができるかが焦点となります。

現職の大臣として、応援や公務で選挙区に入れるのはわずか2日間となる自民党の赤沢亮正さん。遊説では妻・千晶さんが本人に代わり各地を回ります。
総理人気で自民党に追い風が吹くものの、連立の枠組みが変わり危機感を募らせる中、米子市での総決起大会には地元選出の国会議員も含め、およそ1000人が集まりました。
舞立昇治 参議院議員
「中盤以降、やや先行を大きくリードという表現に皆様の力で変えていただきますよう、心から心からお願いを申し上げまして私の訴えとさせていただききます」
自民・前 赤沢亮正 候補
「8度目の国政にどうか皆様の大きなお力で送り出していただくこと、心からお願い申し上げます。最後の最後までどうかよろしくお願いをいたします」
日米関税合意など大臣としての実績と鳥取県からの地方創生や賃上げの実現などを訴える赤沢さん。新たな連立パートナーとなった維新や多くの企業など、手堅い組織戦は変わりませんが、公明票の行方や本人不在の選挙戦など不安材料があることも否定できず、陣営一丸となった総力戦で逃げ切りを図ります。
3つ巴の舌戦が続く鳥取2区。投開票は8日・日曜です。














