きょう「ダイハツ」が、新たな軽タイプのEV=電気自動車を発表しました。このEV、普通の乗用車ではなく、運送などに使われる“業務用の車”。その狙いとは?

きょう、ダイハツが発表したのは、会社としては初めてとなる「量産型EV」。

ダイハツ工業 井上雅宏 社長
「ダイハツらしく、軽の商用車で電気自動車を作って出すというところが、これが一番、カーボンニュートラルに貢献できるんじゃないか」

初めての量産車にあえて選んだのが、運送や配送など業務目的で使われる“商用車”です。航続距離は軽商用車としてはトップクラスの250キロ。さらに商用車としてこだわったのが積載量です。

記者
「通常、バッテリーを積むと積載量が減りますが、こちらの車はガソリン車と変わりません」

EVの普及が伸び悩む中、今、こうした“商用車”が注目されています。

先月には…

三菱ふそうトラック・バス 高羅克人 バス事業本部長
「バスの市場においてチャンピオンを目指すべく、大きく発展をさせていきたい」

三菱ふそうトラック・バスと台湾の鴻海精密工業が日本国内に新たなバスメーカーを設立すると発表。三菱ふそうの設計・製造ノウハウと鴻海のEV技術を組み合わせ、電動バスのグローバル販売を目指します。

気になる充電は…

鴻海精密工業 電気自動車事業 関潤 最高戦略責任者
「(路線バスは)車庫に必ず帰還しますから、インフラって関係ない。帰ってきたところに充電器があればいい」

現在、日本を走る「路線バス」の走行距離は1日200キロ前後。夜間に車庫で充電すれば、昼に走る分の電気が確保できるため、EV化しやすいと期待されているのです。

課題も多い電気自動車の普及。“働く車”が、その流れを変える存在になるかもしれません。