静岡県磐田市や掛川市などを選挙区とする静岡3区。週末、候補者たちは選挙区で政策を訴えました。

静岡3区には届け出順に自民党・新人の山本裕三候補、参政党・新人の中橋辰也候補、共産党・新人の竹村真弓候補、中道・前職の小山展弘候補が立候補しています。

新党・中道からの出馬となった前職の小山展弘候補。1月31日の磐田市での演説では、新たなパートナーの公明党の地元市議らが駆け付け、新党の結束を示しました。

<公明党 鈴木喜文磐田市議>
「真剣に考えて決意をしてくれた小山展弘さんだからこそ、私はこれからも一生懸命応援してきます」

新たな党名は浸透しつつあると語る一方で、野党に勢いがあった前回選とは異なる厳しさを感じています。

<中道改革連合・前職 小山展弘候補>
「SNSで非常に高市さんを支持する声が多い中ですので、大変逆風のなかの選挙だと思っています」

意識せざるを得ないのは自民党への風です。

1月31日、自民党新人の山本裕三候補のもとに応援には入ったのは鈴木俊一幹事長です。

<自民党 鈴木俊一幹事長>
「この間(静岡3区には)自民党の国会議員はいなかった。幸いにして自由民主党は与党として少数ながらもやってこれましたけども、やはり与党とのパイプがないと、なかなかスムーズに物事は進まないと思います」

自民党としては連敗を避けたい、重要な選挙区のひとつです。掛川市議を3期目の途中まで務めた山本氏、前回選は直前の出馬となり、後援会もないままの難しい戦いでした。地元の掛川以外でどこまで支持を広げるか、勝敗のカギを握りそうです。

<自民党・新人 山本裕三候補>
「かなり引き締めだと思っています。危機感もあって、少し何かあればかなり流動的な状態であるということは間違いないと思っています」

共産党の新人 竹村真弓候補は週末、磐田市、掛川市を回りました。選挙区にある浜岡原発のデータ不正問題を指摘しながら原発の廃炉を訴えます。

<共産党・新人 竹村真弓候補>
「皆さんやはり浜岡原発は、データを改ざんしなければ安全だと言えない、そういうことが分かったと思います。しっかり廃炉を訴えてまいりたいと思います」

過去3回の選挙戦、3区では候補者の擁立を見送ってきた共産党。「中道」結成を受けて袋井市議だった竹村さんを急遽、擁立しました。

<共産党・新人 竹村候補>
「いままではある程度、立憲民主党の方と政策的にはね、近いところがあった」
Q今回は?
「今回は少し距離が離れてしまったというところですね」

<参政党・新人 中橋辰也候補>
「年に一回、毛刈りをするので、毛を刈った後はヤギみたいなすごくスリムな状態になります」
Q今どうされているんですか?
「今は妻と娘が世話をしてくれてます」

参政党の新人・中橋辰也候補は、浜松市浜名区の山あいで、ニワトリと羊を飼育しながらイベント企画業を営んでいます。週末は掛川市で個人演説会をしたほか、磐田市での街頭演説に力を入れました。

政治経験はありませんが、積極財政や消費税減税など参政党の基本政策に加え、農業の経験を生かした、生産者支援などを訴えています。

<参政党・新人 中橋辰也候補>
「(我々が訴えることと)国民の皆さんが思ってらっしゃる不安や不満が一致するんだなと。政治経験がないというところが、私たちの声をちゃんと届けてくれるんじゃないかと、そう思っていただけるように同じ立場なんだというところを伝えていきたい」